縄文時代の人々は、粘土を加工して、土器を作っていました。
土器は食べ物を、煮る、蒸すといった調理、加工をするためだけではなく、食べ物の保存や盛り付けを行うための器としても使われていました。
それ以外にも、縄文時代には神々を祀ってお供えものを捧げる文化ができはじめており、供物を並べる器としての役割もありました。
青森県の三内丸山遺跡では甕のような形状の土器や、楕円形のカプセルのような土器が発掘されています。
これらの土器には人骨が埋葬されており、土器が祭祀目的でも使われていたことがわかりました。
考古学担当職員のお話や本物の土器を参考にして夏休みの自由工作、自由研究に、自分だけの縄文土器を作ってみませんか。
( 2020/06/23 更新 )