収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

石鏃

せきぞく

分野

考古資料

遺跡名

天間沢遺跡

遺物の時代

縄文時代

ロクロ回転方向

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器種分類

逆刺

形態の特徴

三角形でワタクリが浅く丸みを持つ。逆刺は短い。

残存状況

完形

出土遺構

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出土区分

遺構外

出土状況

表採

出土地区

A地区東側

焼成

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色調

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製作技法の特徴

*

胎土

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その他特記事項

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資料ID

22286

  解説

石鏃は縄文時代になって考案された狩猟具で、一撃必殺というよりは、打ち込まれた石鏃が逃げる獲物の体の中で筋肉や血管を傷つけ、失血死させることを目的に作られています。この石鏃は主に黒耀石と呼ばれる天然ガラスから作られています。このため、富士に住む縄文人は遠く長野の和田峠(諏訪湖の北側)まで出かけて行きました。

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