戦国時代の富士市域は、今川・武田・北条といった戦国大名の領地の境界であったため、合戦の舞台となることがたびたびありました。戦国大名たちは、富士川から東の駿河東部一帯を「河東」と呼び、あるときは戦いを繰り広げ、またあるときは和平交渉をすすめるなど、「河東」の地を勢力下におくために様々な思惑で活動しました。
本展示会では、今川・武田・北条に徳川を加えた戦国大名たちが、動乱の時代に「河東」をめぐって繰り広げる駆け引きのようすをご紹介します。また、「河東第一之伽藍」と称されるほど栄えた善得寺、今川氏に忠節を尽し、使僧として活躍した東泉院、吉原湊の物流・交通を管理した矢部氏など、戦国大名の思惑に翻弄された地域の諸勢力の動向にもスポットを当てます。
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( 2022/12/14 更新 )