収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

富士浮島図

ふじうきしまず

分野

美術・工芸

分類1

絵画

分類2

日本画

奥行

64

190

制作年代

作者

神戸麗山

生年

享和2年

没年

文久2年

資料ID

24102

  解説

浮島ケ原は、愛鷹山南麓と東田子ノ浦砂丘・千本浜砂丘などの砂洲との間に形成された低湿地帯で、この浮島ケ原のなかに東西に長く広がっていたのが浮島沼。江戸時代には浮島沼を広沼・富士沼・富士広沼・富士大沼・須津沼・須津広沼などとも呼んだ。古代から東海道が砂洲上を通っていたため、愛鷹山・富士山と一体化した景勝地として知られ、鎌倉時代の「東関紀行」をはじめ多くの紀行文に描かれ、詩歌の題材となった。(『静岡県の地名』平凡社)

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