収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

富士山表口絵図

ふじさんおもてぐちえず

分野

歴史

分類1

文献

分類2

地図・絵図

年代

江戸中〜後期

たて

33

よこ

44

資料ID

26573

  解説

村山口が中央に描かれていますが、全体的に書きこみが少なく、同様の絵図の中では比較的古い年代のものとみられます。富士川東岸に「富士山道」の道しるべが見えます。この石碑は現在も遺されており、宝暦8年(1758)の建立であることから、この絵図が刷られたのはそれ以降であることが推測されます。この道しるべに従うと、大宮浅間神社(富士山本宮浅間大社)は通らずに村山口に向かうことになります。このことから、この絵図は村山修験者が道者確保のために製作したものと考えられています。

同分類のその他資料