収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

土師器

はじき

分野

考古資料

遺跡名

沢東A遺跡

遺物の時代

古墳時代(遺跡)

ロクロ回転方向

*

器種分類

甕B-Ⅰ類

形態の特徴

底部は平底。胴部は内湾して立ち、最大径を中位やや上に持つ。頚部から口縁部は不明瞭な稜を境にやや外反して開く。端部は平坦で、内側を撮み上げる。

残存状況

全体の2/3。胴部上半〜口縁部にかけて反転復元。

出土遺構

第5号住居跡

出土区分

遺構内

出土状況

床面

出土地区

第Ⅴ地区

焼成

良好

色調

茶褐色

製作技法の特徴

外面底部の削出しは下方向へのヘラケズリ。胴部ヘラによるナデ整形の後、粗いハケ目調整。胴部肩から口縁部は指頭等によるヨコナデ調整。内面底部は指頭によるヨコナデ。胴部下位から中位にかけて巴状のハケ目調整。他胴部は横位のハケ目調整。口縁部は斜位のハケ目整形の後、粗いヨコナデ。

胎土

白色粒子・金雲母・砂粒

その他特記事項

 

資料ID

22537

  解説

7世紀前半の土器。日常的に煮沸具として使用していたと思われる。

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