収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

丁字形利器

ていじがたりき

分野

考古資料

遺跡名

伝法B-第11号墳

遺物の時代

古墳時代(古墳)

ロクロ回転方向

*

器種分類

形態の特徴

丁という文字に似ている利器の部分は一方が剣、もう一方は蛤刃の鉄斧状を呈し、茎(こみ)の部分には目釘穴が2ヶ所ある。

残存状況

ほぼ完形

出土遺構

主体部

出土区分

遺構内

出土状況

床面

出土地区

*

焼成

*

色調

*

製作技法の特徴

利器の部分に透かしを持つ。鍛造品

胎土

*

その他特記事項

 

資料ID

23168

  解説

漢字の丁の字に似ていることから呼ばれる武器。長い茎の部分に目釘により槍状の木製の柄を固定し、利器の部分で刺したり、叩き割る武器。現在の出土例は県内の沼津市と宮城県の多賀城跡の全国で3例という貴重な資料。

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