収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

石製模造品

せきせいもぞうひん

分野

考古資料

遺跡名

遺物の時代

古墳中期

ロクロ回転方向

*

器種分類

石製刀子

形態の特徴

皮製の鞘(さや)に入れた鉄刀子を模している。鞘口の刃側の突出部には吊すための穴が二つある。

残存状況

完形

出土遺構

*

出土区分

遺構外

出土状況

表採

出土地区

*

焼成

*

色調

黒褐色

製作技法の特徴

全面丁寧な研磨。刃側の縁には鞘の縫い目を模した点と線が表されている。把は背の側に湾曲している。

胎土

*

その他特記事項

2ヶ所に穿孔あり。

資料ID

23448

  解説

船津L-8号墳(ふくべ塚)の周辺で採取したといわれる。皮製の鞘(さや)に入れた鉄刀子を模している。鞘口の刃側の突出部には吊すための穴が二つある。位の高い人たちが帯に付けた飾りだと考えられている。