収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

土師器

はじき

分野

考古資料

遺跡名

沖田遺跡

遺物の時代

古墳時代(遺跡)

ロクロ回転方向

*

器種分類

台付甕

形態の特徴

台部は断面台形。胴部との接続部分に4ヶ所の補強がみられる。胴部最大径を中位にもち、胴部下半はやや内湾しながら開く。上半は半円状に丸味をおび、頸部でく字状に屈曲して外反して短く開く口縁部となる。

残存状況

全体の3/4

出土遺構

*

出土区分

遺構外

出土状況

採取

出土地区

不明

焼成

やや不良

色調

暗褐色

製作技法の特徴

内外面全面ハケ目調整の後、口縁端部わヨコナデ調整。

胎土

砂粒、白色・赤色粒子を含む。

その他特記事項

*

資料ID

23492

  解説

4世紀頃の甕形土器。この時期の甕形土器には特徴的に台が付く。恐らく熱効率の関係からだと思われる。使用目的は主に日常的な煮沸具として使用されていたものと思われる。

同分類のその他資料

富士山かぐや姫ミュージアム

TEL.0545-21-3380
静岡県富士市伝法 66-2

【観覧料】無料

【開館時間】
4月~10月/ 9:00~17:00
11月~3月/ 9:00~16:30

【休館日】
月曜日(祝日の場合は開館)
祝日の翌日 12月28日~翌年 1月4日

屋外展示は原則として雨天時は開放しません。お問い合わせは富士山かぐや姫ミュージアムまでお願いします。