富士山かぐや姫ミュージアム
TEL.0545-21-3380
静岡県富士市伝法 66-2
【観覧料】無料
【開館時間】
4月~10月/ 9:00~17:00
11月~3月/ 9:00~16:30
【休館日】
月曜日(祝日の場合は開館)
祝日の翌日 12月28日~翌年 1月4日
屋外展示は原則として雨天時は開放しません。お問い合わせは富士山かぐや姫ミュージアムまでお願いします。
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じょうもんどき
分野
考古資料
遺跡名
天間沢遺跡
遺物の時代
縄文時代
ロクロ回転方向
*
器種分類
深鉢
形態の特徴
胴部下半はほぼ直線的に開き。上半は緩やかに内湾して胴部最大径に達し、その後内傾して頸部となる。頸部は明瞭に屈曲して僅かに内湾しながら大きく開くこうえんとなり、端部を強く内傾させる。口縁部・頸部・胴部とそれぞれに明瞭な文様帯を持つ。
残存状況
口縁〜胴部1/2
出土遺構
第14号住居跡
出土区分
遺構内
出土状況
覆土中
出土地区
C地区
焼成
やや良好
色調
明黄褐色
製作技法の特徴
口縁部文様帯は非常に乱雑な条線文が斜方向にのみ引かれる。頸部文様帯も粘土紐の貼り付けによる隆帯に区画された中は地紋の斜めの条線文のみとなり、籠目文はなくなる。胴部も、肩部に粘土紐の張り付け、6カ所に渦巻文をつくる。この隆帯から胴部に12本の蛇行する懸垂文が貼り付けられている。
胎土
白色粒子、石英を多く含む
その他特記事項
第Ⅳ群土器(曽利Ⅲ、加曽利E2) 条線文系の天間沢タイプ
資料ID
23851
解説
4000〜4500年程前の土器。全体にススの付着が少なく、またその大きさから煮沸具というよりは保存用の土器の可能性が考えられる。
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