収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

粟津ケ原大合戦義仲ノ四天王今井四郎無平力戦して寿永三年正月三十三才にて英名をとじむる

あわつがはらだいかっせんよしなかのしてんのういまいしろうむへいりょくのいくさしてじゅえいさんねんしょうがつさんじゅうさんさいにてえいめいをとじむる

分野

美術・工芸

分類1

絵画

分類2

浮世絵

奥行

76.5

38.5

制作年代

作者

歌川国芳

生年

寛政9年

没年

文久元年

資料ID

24164

  解説

今井四郎(兼平)は平安時代後期の武将。木曽義仲の乳母子で家臣。信濃国筑摩郡今井の地を領して今井四郎と称した。父兼遠に養われた義仲とともに成長し、治承4年(1180)義仲の挙兵以来義仲と運命をともにした。元歴元年(1184)正月に源頼朝の軍と戦い、近江国粟津(元滋賀県大津市)で木曽義仲戦死の後を追い、自害した。樋口兼光、根井行親、楯親忠とともに木曽の四天王といわれる。(『浮世絵事典』画文堂、『新訂浮世絵の基礎知識』雄山閣、『国史大辞典』吉川弘文館)

同分類のその他資料