収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

大日本富士山絶頂之図

だいにほんふじさんぜっちょうのず

分野

美術・工芸

分類1

絵画

分類2

浮世絵

奥行

75.3

36

制作年代

安政4年(1857)5月 古

作者

歌川貞秀

生年

不祥

没年

不祥

資料ID

24185

  解説

富士山の山頂を描いた図。白装束の富士講員の姿がみられ、江戸の人々の間に広まった富士山信仰との関わりを示唆する。画面右側が吉田口(現山梨県富士吉田市)、左側が大宮口(現静岡県富士宮市)の登り口。富士講は江戸時代中頃から隆盛した信仰集団。食行身禄は富士信仰の開祖・角行の教えを広く一般民衆に解き、日々の暮らしに修行の場を求めた独自の活動を行った。この食行身禄の活動により江戸の人々の間に富士講という信仰集団が組織され、富士山への代参という考え方が生まれ信者が激増した。(『浮世絵事典』画文堂、『新訂浮世絵の基礎知識

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富士山かぐや姫ミュージアム

TEL.0545-21-3380
静岡県富士市伝法 66-2

【観覧料】無料

【開館時間】
4月~10月/ 9:00~17:00
11月~3月/ 9:00~16:30

【休館日】
月曜日(祝日の場合は開館)
祝日の翌日 12月28日~翌年 1月4日

屋外展示は原則として雨天時は開放しません。お問い合わせは富士山かぐや姫ミュージアムまでお願いします。