収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

東海道五十三次の内 府中 喜多八

とうかいどうごじゅうさんつぎのうち ふちゅう きたはち

分野

美術・工芸

分類1

絵画

分類2

浮世絵

奥行

24.8

35.6

制作年代

嘉永5年(1852)2月 古

作者

歌川国貞

生年

天明6年

没年

元治元年

資料ID

24277

  解説

東海道の宿場や間の宿の名物・伝説などをもとにその宿場に関係のある役者絵を描いたシリーズ。「役者見立東海道」とも呼ばれる。天保の改革以降歌舞伎の場面や役者名を画面に表せなくなり、歌舞伎役者の見立絵を描いたシリーズは盛んに描かれた。弥次さん、喜多さんが繰り広げる伊勢参宮道中の滑稽な失敗談として良く知られる『東海道中膝栗毛』の登場人物・旅役者の喜多八を描いた図。(『浮世絵事典』画文堂、『新訂浮世絵の基礎知識』雄山閣、『日本古典文学大辞典簡約版』岩波書店)

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