収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

大日本六十余将 今川伊予守貞世

だいにほんろくじゅうよしゅう いまがわいよのかみさだよ

分野

美術・工芸

分類1

絵画

分類2

浮世絵

奥行

25

36.5

制作年代

慶応2年(1866)4月 古

作者

歌川芳虎

生年

不祥

没年

不祥

資料ID

24318

  解説

今川貞世は駿河の守護今川範国の次男。正中2年(1325)〜応永27年(1420)。遠江守護、歌人、歌学者。法号は了俊。遠江の守護、足利幕府の引付衆頭人から九州探題に補せられ、幕府の九州経営に尽くしたが大内義弘のそしりを受けて解任され、駿河の守護に左遷された。のち上京して仏道、歌道に精進、晩年は袋井の北部堀越に隠棲した。了俊の系統を遠江今川氏といい、貞延に至り堀越氏と称した。歌は冷泉為秀門下で晩年多くの歌論書を著し、冷泉歌学を体系づけた。また連歌を二条良基に学んだ。(『浮世絵事典』画文堂、『新訂浮世絵の基礎

同分類のその他資料