収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

駿州柏原湖

すんしゅう かしわばらこ

分野

美術・工芸

分類1

絵画

分類2

版画

奥行

25.7

18.9

制作年代

明治25年(1892)

作者

小林清親

生年

弘化四年

没年

大正4年

資料ID

24650

  解説

富士市東部に広がる浮島沼(浮島ケ原)の風景を描いたものと見られる。浮島ケ原は、愛鷹山南麓と東田子ノ浦砂丘・千本浜砂丘などの砂洲との間に形成された低湿地帯で、この浮島ケ原のなかに東西に長く広がっていたのが浮島沼。江戸時代には浮島沼を広沼・富士沼・富士広沼・富士大沼・須津沼・須津広沼などとも呼んだ。古代から東海道が砂洲上を通っていたため、愛鷹山・富士山と一体化した景勝地として知られ、鎌倉時代の「東関紀行」をはじめ多くの紀行文に描かれ、詩歌の題材となった。(『静岡県の地名』平凡社)

同分類のその他資料

富士山かぐや姫ミュージアム

TEL.0545-21-3380
静岡県富士市伝法 66-2

【観覧料】無料

【開館時間】
4月~10月/ 9:00~17:00
11月~3月/ 9:00~16:30

【休館日】
月曜日(祝日の場合は開館)
祝日の翌日 12月28日~翌年 1月4日

屋外展示は原則として雨天時は開放しません。お問い合わせは富士山かぐや姫ミュージアムまでお願いします。