収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

カブキリ

かぶきり

分野

農耕

分類

民俗

厚さ

口径

高さ

120.8

最大径

寸法メモ

長さ

19.2

底径

標準名

株切鍬

11.2

立地

ドブッタ

指定

県指定

資料ID

25790

  解説

カブキリは大正時代初期に始まり、戦前から昭和20年代にかけて盛んに行われた。水田の活性化を図るために刈り取りの終了した稲の株を掘り起こす作業を行った。現在では行われない。カブキリは、いわゆる打鍬の形態をしている。ただ、一般の打鍬に比べて、刃は薄くひじょうに軽量である。このカブキリは尖頭の刃先を有し、刃部全体がはまぐり刃状にゆるくわん曲している。厚さは非常に薄く、打ち込みよりはむしろ稲株を切断するのに適した構造を有する。

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