収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

弥生土器

やよいどき

分野

考古資料

遺跡名

遺物の時代

弥生時代

ロクロ回転方向

*

器種分類

形態の特徴

イチジク型。胴部に比べ、口縁部が大きい。明確な底部をもつ。胴部は底部からやや外反気味に大きく開き胴部下位の最大径に達する。最大径で明瞭な稜をもち、やや内湾して内径し、絞られた頸部に致る。頸部から口縁は滑らかな曲線で連続して開き、口縁端部は強く外反する折返し口縁となる。

残存状況

完形

出土遺構

*

出土区分

遺構外

出土状況

採取

出土地区

*

焼成

良好

色調

赤褐色

製作技法の特徴

全面ヘラミガキ。肩部に円形付文を10ヶ所配す。肩部から頸部にかけて羽状縄文を3列に配す。

胎土

白色粒子・砂粒を含む

その他特記事項

 

資料ID

23457

  解説

江尾付近の丘陵の工事中に発見された土器で、遺跡は不明。3世紀頃の壺形土器。液体などの貯蔵に使用する土器で煮沸用ではない。市内では珍しい弥生式土器。

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