収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

弥生土器

やよいどき

分野

考古資料

遺跡名

向山遺跡

遺物の時代

弥生時代

ロクロ回転方向

*

器種分類

形態の特徴

平底で明確な底部を持つ。底部から胴部下半の最大径までやや内湾気味に大きく開き、不明瞭な稜をもって内湾し内傾して直線的に絞り込まれた頸部に達する。頸部から口縁部は滑らかな曲線を描いてラッパ状に開き、端部は折返し口縁とする。

残存状況

一部欠

出土遺構

*

出土区分

遺構内

出土状況

採取

出土地区

*

焼成

良好

色調

明赤褐色

製作技法の特徴

底部木葉痕なし。胴部下半最大径まではヘラ削り成形の後ヘラナデ。胴部から頸部は丁寧な縦位のヘラミガキ調整。口縁部はヨコナデ調整。

胎土

白色・赤色粒子、砂粒を含む。

その他特記事項

 

資料ID

23459

  解説

農道の工事中にたくさんの炭化物と一緒発見された。3世紀末頃の壺形土器。主に液体の貯蔵などに使われると思われる日常雑器。

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