収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

建久四年五月廿八日冨士之裾野曽我兄弟夜討本望之図

けんきゅうよねんごがつにじゅうはちにちふじのすそのそがきょうだいようちほんもうのず

分野

美術・工芸

分類1

絵画

分類2

浮世絵

奥行

146

35

制作年代

安政5年(1858)9月 古

作者

歌川芳員

生年

不祥

没年

不祥

資料ID

24128

  解説

曽我物語は、親族の所領争いに巻き込まれ、工藤祐経に父を殺された曽我十郎・五郎の兄弟が、建久4年(1193)5月に行われた富士の裾野での巻狩りに乗じて長年の恨みを果たし父の敵をとる物語。後世において「曽我物」として謡曲、幸若、古浄瑠璃、浄瑠璃、歌舞伎、黒本、青本、黄表紙、合巻などで頻繁に取り上げられた。兄弟は父の敵祐経を討った後、館の外へ出て名乗りをあげる。大楽の平馬丞ら9人が手向かって斬られたが、十番目に仁田四郎忠常が兄祐成の首を落とした。五郎時宗は頼朝の御所へ向かい、女装した五郎丸に捕らわれる。この緊迫

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