収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

東海道五十三次之内 原の二 平作娘およね

とうかいどうごじゅうさんつぎのうち はらのに へいさくむすめおよね

分野

美術・工芸

分類1

絵画

分類2

浮世絵

奥行

23.5

36

制作年代

嘉永5年(1852)8月 古

作者

歌川国貞

生年

天明6年

没年

元治元年

資料ID

24322

  解説

東海道の宿場や間の宿の名物・伝説などをもとにその宿場に関係のある役者絵を描いたシリーズ。「役者見立東海道」とも呼ばれる。天保の改革以降歌舞伎の場面や役者名を画面に表せなくなり、歌舞伎役者の見立絵を描いたシリーズは盛んに描かれた。浄瑠璃「伊賀越道中双六」(天明3年<1783>初演)の登場人物・お米を描く。「伊賀越道中双六」はその後歌舞伎でも上演され、人気を博してきた。沼津の段では、呉服屋の十兵衛と幼くして生き別れた父・平作、妹・お米の非情な運命のめぐり合わせが描かれる。(『浮世絵事典』画文堂、『新訂浮世絵の

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