収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

東海道五拾三次之内 亀山 雪晴

とうかいどうごじゅうさんつぎのうち かめやま ゆきばれ

分野

美術・工芸

分類1

絵画

分類2

浮世絵

奥行

制作年代

天保4〜5年 古

作者

歌川広重

生年

寛政9年

没年

安政5年

資料ID

24424

  解説

広重は天保3年(1832)に幕府が毎年8月朔日に行う朝廷への御馬献上の一行に加わり、東海道を江戸から京まで旅をした。その時に見た風景や各宿の印象をもとに発行したのがこの「東海道五拾三次」といわれている。保永堂という版元から出されていることから保永堂版東海道とも呼ばれる。旅に関わる風物、人物を自然の景観のなかに叙情豊かに描き、広重の出世作となった。また、西洋の遠近画法を修め深い空間表現を創出した北斎の「冨嶽三十六景」と並んで、浮世絵界に風景表現という新しい風を送り込んだ金字塔的作品ともいわれている。(『廣重

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