収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

東海道五十三対 原 竹とり物語

とうかいどうごじゅうさんつい はら たけとりものがたり

分野

美術・工芸

分類1

絵画

分類2

浮世絵

奥行

25.2

37.5

制作年代

弘化年代(1844〜1847) 古

作者

歌川広重

生年

寛政9年

没年

安政5年

資料ID

24642

  解説

歌川国貞(三代豊国)、国芳、広重の三人による合作。三代豊国は主に美人画を描き神奈川以下十一図、国芳は武者絵と美人画で日本橋以下二十九図、広重は美人画と歴史画で戸塚以下二十二図を描いている。東海道揃物としての評価はあまり高いものではない。この図は現在の富士市比奈地区に伝わるかぐや姫伝説を描いたもの。比奈の旧家の竹藪には「竹採姫」と刻まれた小さな塚があり、古くから竹採の翁と姫が住んだ地と伝えられてきた。塚の周辺には「赫夜姫」、「籠畑」、「見返し坂」など伝説との関連を窺わせる地名があり、「比奈」の地名も平安時代

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