収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

東海道五十三次之内 原 柏原立場 ふじの沼

とうかいどうごじゅうさんつぎのうち はら かしわばらたてば ふじのぬま

分野

美術・工芸

分類1

絵画

分類2

浮世絵

奥行

32.6

21.6

制作年代

天保12年(1841)頃 古

作者

歌川広重

生年

寛政9年

没年

安政5年

資料ID

24656

  解説

「東海道五十三次之内」の外題の字が行書体で書かれていることから、行書東海道と俗称される。画面下を左右に横切る東海道と富士山との間にふじの沼(浮島沼、浮島ケ、広沼などともいう。)が描かれる。浮島ケは、愛鷹山南麓と東田子ノ浦砂丘・千本浜砂丘などの砂州との間に形成された低湿地帯で、この浮島ケのなかに東西に長く広がっていたのが浮島沼。古代から東海道が砂州上を通っていたため、愛鷹山・富士山と一体化した景勝地として知られ、鎌倉時代の「東関紀行」をはじめ多くの紀行文に描かれ、詩歌の題材となった。ふじの沼からほど近い街道

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美術・工芸資料 総件数 25