収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

手漉の紙

てすきのかみ

分野

書籍

分類

年代

昭和59年

たて

37

よこ

33

高さ

資料ID

26228

  解説

静岡県富士宮市に在住していた染色工芸家、後藤清吉郎氏(明治31年〜平成2年)は、染色工芸を手がける傍ら、金唐革紙の復元に取り組み、三椏を原料に自ら和紙をすいて「金唐和紙」(きんからわし)を製作し、煙草入れや短冊入れなどの作品を残しています。「金唐和紙」とは、模様を彫り込んだ木製のロールに和紙を押しつけ模様を打ち出し、柿渋を塗った後、色漆で仕上げるものです。昭和53年(1978)にはその手すき和紙の技術が静岡県無形文化財の指定を受けました。『手漉の紙』は昭和59年(1984)に出版されたもので、型染めにより

同分類のその他資料