令和6年3月、「富士川かりがね橋」の開通が予定されています。
富士川かりがね橋が開通する富士市岩本-木島のあいだは、古代から江戸時代前期にかけての東海道が通っていた場所で、この地に橋が架けられることは街道交通の歴史から考えると必然なのかもしれません。
江戸時代までの東海道は主に渡船で富士川を渡っていました。そして今から100年前の大正13年(1924)に、鉄筋コンクリートの富士川橋が架けられ、富士川に常設の橋が架けられる時代がはじまりました。
橋を架ける目的は、人やモノを行き交いやすくすることですが、橋を架けることが政治的な意味を持ったり、結果として橋が架けられた場所が名所となったりすることもありました。
本展示会では、富士川かりがね橋の架橋と富士川橋開通100周年を記念して、富士市域の東海道に架けられた橋の歴史を中心に、橋のもつ多様な側面をご紹介すます。
( 2024/01/27 更新 )