収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

吉例曽我礎 

きつれいそがのいしずえ

分野

美術・工芸

分類1

絵画

分類2

浮世絵

奥行

制作年代

明治25年(1892)

作者

歌川国貞(三代)

生年

嘉永元年

没年

大正9年

資料ID

24142

  解説

曽我物語の登場人物を役者絵として描いたもの。曽我物語は、親族の所領争いに巻き込まれ、工藤祐経に父を殺された曽我十郎・五郎の兄弟が、建久4年(1193)5月に行われた富士の裾野での巻狩りに乗じて長年の恨みを果たし父の敵をとる物語。後世において「曽我物」として謡曲、幸若、古浄瑠璃、浄瑠璃、歌舞伎、黒本、青本、黄表紙、合巻などで頻繁に取り上げられた。(『日本古典文学大辞典簡約版』岩波書店、『浮世絵事典』画文堂、『新訂浮世絵の基礎知識』雄山閣)

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