収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

東海道五十三次乃内 吉原 小なみ

とうかいどうごじゅうさんつぎのうち よしわら こなみ

分野

美術・工芸

分類1

絵画

分類2

浮世絵

奥行

26

37.2

制作年代

嘉永5年(1852)8月 古

作者

歌川国貞

生年

天明6年

没年

元治元年

資料ID

24270

  解説

東海道の宿場や間の宿の名物・伝説などをもとにその宿場に関係のある役者絵を描いたシリーズ。「役者見立東海道」とも呼ばれる。天保の改革以降歌舞伎の場面や役者名を画面に表せなくなり、歌舞伎役者の見立絵を描いたシリーズは盛んに描かれた。小なみ(こなみ)という人物は、浄瑠璃や歌舞伎で知られる『仮名手本忠臣蔵』の登場人物で、その八段目に母・戸無瀬との嫁入りの道行の場面がある。(『浮世絵事典』画文堂、『新訂浮世絵の基礎知識』雄山閣、『日本古典文学大辞典簡約版』岩波書店)

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