収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

東海道五拾三駅 吉原 左り富士

とうかいどうごじゅうさんえき よしわら ひだりふじ

分野

美術・工芸

分類1

絵画

分類2

浮世絵

奥行

17.9

23.8

制作年代

慶応元年(1865) 古

作者

歌川重宣

生年

文政9年

没年

明治2年

資料ID

24285

  解説

広重門人の二代広重による作。白装束の人物が描かれ、富士講員の姿ではないかとみられる。富士講は江戸時代中頃から隆盛した信仰集団。食行身禄は富士信仰の開祖・角行の教えを広く一般民衆に解き、日々の暮らしに修行の場を求めた独自の活動を行った。この食行身禄の活動により江戸の人々の間に富士講という信仰集団が組織され、富士山への代参という考え方が生まれ信者が激増した。(『浮世絵芸術101』日本浮世絵協会、『富士山信仰と富士塚』富士市立博物館)

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