収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

曽我物語図会

そがものがたりずえ

分野

美術・工芸

分類1

絵画

分類2

浮世絵

奥行

24.5

35

制作年代

天保後期 古

作者

歌川広重

生年

寛政9年

没年

安政5年

資料ID

24388

  解説

曽我物語は、親族の所領争いに巻き込まれ、工藤祐経に父を殺された曽我十郎・五郎の兄弟が、建久4年(1193)5月に行われた富士の裾野での巻狩に乗じて長年の恨みを果たし父の敵をとる物語。上部を雲形に切り、柳下亭種員の絵詞が記される。「曽我の郎等鬼王道三郎の 両人は主人のことばに是非も なく記念の品々取持て泪 ながらに假家を立出一里許は 歩行しがあまりの事の 余彼惜さに後の方を 見かへれば裾野に あたって数万の人声 天を燃せる篝火に 御兄弟の方々は 本望を遂給ひしか 若仕損じはしたまは ずやと行つ戻りつ 身をあ

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