収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

曽我物語図会

そがものがたりずえ

分野

美術・工芸

分類1

絵画

分類2

浮世絵

奥行

24.5

35

制作年代

天保後期 古

作者

歌川広重

生年

寛政9年

没年

安政5年

資料ID

24598

  解説

曽我物語は、親族の所領争いに巻き込まれ、工藤祐経に父を殺された曽我十郎・五郎の兄弟が、建久4年(1193)5月に行われた富士の裾野での巻狩に乗じて長年の恨みを果たし父の敵をとる物語。上部を雲形に切り、柳下亭種員の絵詞が記される。「祐経は何卒して曽我 殿原を失はんと計る 時しも鎌倉に失火あり ければ兄弟は知音を 見舞んとて其辺りを 通りしに工藤が良等 八幡七郎兼て主 人の内意をうけ 斯とみるより 節こそよけれと 両人をとらへ口 論をしかけ 事の紛れに討んと せしを朝比奈三郎 駈つけて七郎をささへつつ 二人

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