収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

曽我物語図会

そがものがたりずえ

分野

美術・工芸

分類1

絵画

分類2

浮世絵

奥行

24.5

35

制作年代

天保後期 古

作者

歌川広重

生年

寛政9年

没年

安政5年

資料ID

24599

  解説

曽我物語は、親族の所領争いに巻き込まれ、工藤祐経に父を殺された曽我十郎・五郎の兄弟が、建久4年(1193)5月に行われた富士の裾野での巻狩に乗じて長年の恨みを果たし父の敵をとる物語。上部を雲形に切り、柳下亭種員の絵詞が記される。「和田左衛門尉義盛は 三浦一門の棟梁たり ある時氏族を相集め 大磯の長が許にて 酒宴を催す其折柄 曽我十郎も此家に きたり虎が 室にありときき 二人を等く 席上にまねき 打こんじつつ 杯器をめぐらし 其興さらに つくることなく 三日三夜におよびけるとぞ 世俗に所謂和田酒宴 とは此節

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