大正14年(1925)、富士郡田子浦村に生まれた野田好子は、洋画家として多くの作品を制作し、平成28年2月9日、90歳の天寿を全うしました。その作品には、金箔・銀箔を多用し、仏像や日本の草花などを採り入れた独自の幻想世界が散りばめられ、中でも富士山を題材とした作品が目を引きます。今回は、当館の野田好子コレクションの中から、富士山が描かれたもの12点を選んでご紹介します。洋画家野田好子の富士への格別な想い、そして独自の世界観を感じ取っていただければ幸いです。
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( 2021/09/03 更新 )