収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

東海道五十三次之内 吉原

とうかいどうごじゅうさんつぎのうち よしわら

分野

美術・工芸

分類1

絵画

分類2

浮世絵

奥行

34.8

23.1

制作年代

天保12年(1841)頃 古

作者

歌川広重

生年

寛政9年

没年

安政5年

資料ID

24655

  解説

「東海道五十三次之内」の外題の字が行書体で書かれていることから、行書東海道と俗称される。この図は東海道を日本橋から数えて十四番目の宿場・吉原宿と隣の蒲原宿の間にあった立場・元(本)市場を描いている。三人の旅人が休む茶屋の店先に「名物山川志ろ酒」と書かれた看板が掛かる。尾張藩士・高力猿候庵が天明6年(1786)尾張から江戸へ向かう行程の実見をもとに著したとされる『東街便覧図略』には、本市場の白酒を売る店先の様子が描かれている。『東街便覧図略』の白酒店が間口も広く、白酒を供する場も畳敷きで奥には龍が描かれた襖

同分類のその他資料

美術・工芸資料 総件数 30