収蔵品紹介

静岡県富士市の富士山かぐや姫ミュージアムの収蔵品をご紹介しています。

五十三次 吉原 ふじの沼

ごじゅうさんつぎ よしわら ふじのぬま

分野

美術・工芸

分類1

絵画

分類2

浮世絵

奥行

17.3

36.7

25.2

制作年代

嘉永5年(1852)頃 古

作者

歌川広重

生年

寛政9年

没年

安政5年

資料ID

24660

  解説

人物東海道とも呼ばれる作品。東海道原宿と吉原宿の間に広がる「ふじの沼」(浮島沼、浮島ヶ原、広沼などともいう。)での漁労を描いている。浮島ケは、愛鷹山南麓と東田子ノ浦砂丘・千本浜砂丘などの砂州との間に形成された低湿地帯で、この浮島ケのなかに東西に長く広がっていたのが浮島沼。江戸時代には浮島沼を広沼・富士沼・富士広沼・富士大沼・須津沼・須津広沼などとも呼んだ。古代から東海道が砂州上を通っていたため、愛鷹山・富士山と一体化した景勝地として知られ、鎌倉時代の「東関紀行」をはじめ多くの紀行文に描かれ、詩歌の題材とな

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